どんな仕事？短距離ドライバーとは
トラックの運転手というと、荷物を運ぶために大きな都市から別の都市へと長い距離を移動する仕事が注目されがちです。確かに、数百キロメートル以上の長距離を運転して荷物を輸送する仕事は重要です。しかし、それだけではなく、都道府県内や都市内など、短い距離の輸送も必要とされます。長距離を走るものよりも小型のトラックを使い、事業所や店舗等に必要な荷物を届けるのが短距離ドライバーの仕事です。長距離ドライバーと比べて走行距離は短い分、荷物の積み下ろし作業が多くなります。それだけに、相手方との小まめな連絡ややり取りをすることも必要です。また、使用するトラックの運転のために、中型自動車免許の取得が必要になる場合があります。
よさを生かしたい！短距離ドライバーとしての生活
短距離ドライバーとして働く場合には、勤務時間の長い長距離ドライバーとは違うよさがあります。まず、年齢を重ねて体力的に長距離の運転が難しくなったというドライバーでも、短距離を選べば運転の負担を減らすことが可能です。また、数日間は家に帰れないこともある長距離と違い、短距離ドライバーであれば一定の時間に帰宅しやすいため、家族との時間を大切にすることができます。特に、小さい子どもがいる場合は、長く家をあけることがないという点はメリットになります。収入の面で言えば、短距離ドライバーは運送会社の社員となって働く場合が多いため、安定した収入が得られる仕事です。荷物の積み下ろし作業が多くなるため、相手方とのコミュニケーションがとれる点もやりがいにつながります。
運送業の求人は現在では人手が不足しているので増加傾向にあります。運転免許を所有しているなら採用されるチャンスです。